MVNO事業とは?わかりやすく解説します!

スターサービスはMVNO事業です。
ここではMVNOについてわかりやすく解説させていただきます!

目次

MVNOとは

突然だけど、MVNOって聞いたことある?

うーん。なんとなく聞いたことあるけど、意味はわかってないのよね

MVNOというのは、(Mobile Virtual Network Operator/モバイルバーチャルネットワークオペレーター)の略です。
日本語で言うと、「仮想移動体通信事業者」といいます。
よく言われる「格安スマホ」と言われる事業者は、このMVNOにあたります。

MVOとは

では、SoftBankやdocomo、auなどは何て呼ばれているの?

この大手3社は、MNO(Mobile Network Operator/モバイルネットワークオペレーター)と呼ばれています

MVOとMVNOとの関係について

簡単に言いますと、MVNO業者は、自社で回線網を持たず、MVO業者から回線網を借りて運営しています。
業者の関係は下記のとおりです。



なんで自社で回線網を持たないで、借りて運営するの?

自社でやるとなると莫大な資金が必要だからだね

もし自社で回線網を持つようにするとなると、自社で電波塔などの整備をしていかなくてはならず、莫大な資金がかかります。
昔ソフトバンクが出来た事、ドコモは通じるけど、ソフトバンクはちょっと山の方に行ったら通じないねとかそう言ったことあったと思いませんか?
電波塔の差がモロに出ていましたよね。最近はだいぶそう言った事はなくなりましたけど、新規参入をするとなると全国を網羅するには相当な資金が必要となります。
ですので、現状このMVO業者である3社が通信網は独占しているといっても過言ではありません。

なぜMVNOが登場することになったのか

独占状態で儲かるのに何故回線を貸しちゃうの?

儲けすぎという事で、管轄の総務省がMVNOでの新規参入を促し、法律上、通信網を持っているMNOを含む通信業者が、ネットワークを借りたいとするMVNO業者からの要求を正当な理由がない限りは出来ないからです(電気通信事業法 第32条、第34条)

総務省のホームページにもMVNO支援のページがございます。

MVNO事業に参入する際に役立つ情報を集めたコーナーです。

総務省では、モバイルビジネス市場の一層の活性化を実現することにより、利用者利益の向上等を図る観点から、「モバイルビジネス活性化プラン」(平成19年9月21日)に基づき、MVNOの新規参入の促進に向けた各種施策を展開しています。今般、MVNO関連情報を統合的に提供するために、本コーナーを開設しました。

今後、本コーナーについて一層の充実と利便性の向上を図ってまいります。

出典:総務省

2020年6月30日の政府の会見でも携帯料金について言及しています。(以前もありましたが)

MVNOの仕組み

こんなにMNOとMVNO業者とで価格差が出るのはなんでなの?

MNO業者は、基地局、アンテナ局などのインフラ整備に莫大なお金がかかっているからね。

MVNO業者が、大手3社よりも安くできるのは、回線を借りて事業を行えているからなんです。
ようするにこんな感じですね。

安い理由はこちら
1.自社で通信設備をもっておりませんので、新規設置やメンテナンスなどの費用がかからない
2.店舗を持っているところがほとんどないので、費用がかからない
3.速度や通信量を制限することで、費用を制限できる
その点、ソフトバンク、ドコモ、auはインフラ以外にも多額の資金がかかっているため、そこまで安くできないという実情もあります。

MVNOを利用した格安SIMのメリット・デメリットは

メリット

通信費が安い

これは一番大きなメリットではないでしょうか。月々の支払いが減るのは助かります。特に家族全員ご利用されている方は月に数万円の節約になります。

プランが豊富

格安SIMの会社はたくさんあります。電話かけ放題じゃないと困る方、ギガ数が多くないと困る方など用途に合った選択が可能です。

安い端末を利用できる

今までの大手キャリア3社を利用している場合は、いつも新品を購入してましたよね。それを2年間や3年間で分割して支払うことにより価格を抑えてきました。ただ2年から3年で買い替える割には非常に高額な家電ですよね。10万近くする家電を2~3年では買えませんよね?
家電量販店に行くと非常に安いスマホが売っていたりします。2万円ほどで指紋認証や顔認証が付いたスマホもありますよ!

古い端末を利用できる

お子さんがスマホデビューする時に、最初は自分が使っていた古いスマホを使わせるといった場合にも格安SIMは使えますね。もしくは仕事用とプライベート用を使い分け、用途に合わせたプランで契約するという事も可能です。

デメリット

キャリアメールが使えない

i.softbank.jpなどのキャリアメールが使えなくなります。利用している場合は切り替え前にアドレスの変更が必要です。

実店舗が少なく、切り替え作業は自分で

申込はスマホやパソコンからの申し込みで郵送で自宅へ届きます。すべてご自身での作業が必要になりますので、難しい作業ではありませんが、慣れてないと面倒かもしれません。どうしても今まであまり触った事のないSIMを取り出して等の作業が苦手意識を生み、携帯電話が使えなくなるかもと思ってしまい、躊躇してしまいます。しかし、各社電話やネットや説明書などで詳しく説明書きがありますし、電話やメールで聞くことが出来るサポートデスクはございます。
当然スターモバイルでも、SIMロック解除やMNPのやり方など詳しく記載された説明書もございますし、サポートデスクもございますので、わかりやすくご案内していきます。

キャリアや機種の周波数に注意が必要

キャリアや機種により周波数が異なっています。特にキャリアが変わる場合は注意が必要です。例えば、auのユーザーが格安SIMでdocomo回線利用する場合など、機種によっても拾ってくる周波数が違いますので、変更する前に事前のチェックが必要です。

格安SIMと今お持ちの携帯会社、機種の相性を見極めて、賢く利用していきましょう。

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